大腿骨頚部骨折

本日は大腿骨頚部骨折について書かせていただきます。大腿骨頸部骨折は、太ももの骨の股関節の部分が転倒などをきっかけに折れてしまうことです。高齢者に多く、2007年の推計患者数は約15万人。高齢者の増加によって、2030年には約30万人に患者数が増えるといわれています。
寝たきりのきっかけとなりやすいため、骨折後はすぐに治療を行って早くリハビリを開始すること、また骨折を起こさないように日頃から予防することが重要です。
大腿骨頸部骨折は転倒をきっかけに起こることが多く、とくに高齢者でよくみられます。なぜなら、高齢者はバランス感覚が低下して転倒しやすいことに加えて、骨がもろくなる骨粗しょう症を患う人が少なくないからです。
骨折してしまうとほとんどの場合、立つことができません。痛みに加えて、骨折した側の足が短くなり、外側を向くようになります。転んだ後に立ち上がれないときには、無理に動こうとはせずに楽な姿勢をとり、救急車を手配してください。

大腿骨頸部骨折が疑われる場合はまずレントゲンで検査を行います。骨折がわかりづらい場合はCTやMRIを撮ることもあります。
大腿骨頸部骨折と診断された場合、ほとんどは手術を行ってできるだけ早くリハビリを開始します。なぜなら、手術しない場合は長期間ベッドで安静にする必要があるため、その間に認知機能や筋肉が衰えて寝たきりとなってしまうことが多いからです。
一方、手術や麻酔の負担に耐えられないほど体力が低下していたり体調が優れないときには、やむを得ず手術を行わないこともあります。
手術の方法には主に骨接合術と人工骨頭置換術の2種類があり、骨折の状態などに合わせてどちらかを選択します。
治療するうえで重要なことは、なるべく早くリハビリを始めて寝たきりを予防することです。そのため、腕や骨折していない側の足の運動など、手術前からリハビリを始めることもあります。
手術後は翌日から、まずは座ることからリハビリを開始します。その後、筋力強化や関節を動かしやすくする訓練を実施。平行棒、歩行器、松葉づえ、T字づえと徐々にレベルを上げながら歩行訓練を進めます。リハビリは、手術を行った病院→リハビリ病院→自宅や介護施設と場所を変えながら、最低でも6ヶ月間は続けます。
しかし、リハビリを行っても骨折前と同じように歩くのは難しい場合もあります。自立歩行だった人はつえが必要になるなど、歩行レベルは骨折前からやや低下すると考えた方が良いでしょう。
リハビリが始まったら、家族がリハビリを見学すると良いでしょう。本人ができること、できないことを家族が理解することは、退院後の生活を考えるうえで参考となります。
また、入院中に介護保険の申請や区分変更の手続きを行いましょう。介護保険サービスには自宅で使う車椅子などの福祉用具のレンタルや、介護リフォームの費用の一部を補ってくれる制度があります。
さらに退院後の介護は長期間に渡るため、家族の負担も大きくなります。訪問介護や施設サービスなど、介護サービスを適宜使い、負担を軽減しましょう。

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