足底の縦アーチ、横アーチ

本日は足底の縦アーチと横アーチについて書かせていただきます。古くは、世紀の天才として知られるレオナルド・ダ・ヴィンチが大量の解剖図を残していることが知られています。
そのダ・ヴィンチが「足は人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である」という言葉を残しています
。足は大小様々な計28個の骨から構成されており、各々の骨は互いに関節を形成しそれぞれに可動性を有しています。
また、1つ1つが靭帯や筋肉、腱などの軟部組織で支持され、荷重による強い衝撃にも耐え得る力学的に安定した、そして頑丈な構造をしています。
直立2足歩行を行うヒトにとって、足部は唯一地面に接して、荷重を直接受けます。小さな足部で荷重を受けるために存在するのが「アーチ構造」です。

内側縦アーチ 踵骨、距骨、舟状骨、内側楔状骨、第1中足骨から成ります。いわゆる土踏まずを含む部分。

外側縦アーチ 踵骨、立方骨、第5中足骨から成ります。

横アーチ 足根骨レベルは、内側・外側・中間楔状骨と立方骨から成ります。

中足骨レベルは5つの中足骨から成ります。
これら縦横のアーチ構造は、地面に足が接地し荷重が加わった際に地面からの衝撃を吸収し、足や足関節、さらには膝関節、腰などへの負担を軽減する重要なクッションの役割を担っています。
この足のアーチがクッションのような弾力性を有するためには、「足底腱膜」と言う強靭な縦走線維束が足裏の踵骨から足趾に向かい扇状に張っています。

windlass機構(蹴り出すのに大事)
足底腱膜はアーチ構造の保持の他にもう一つ、大事な機能を有しています。それが、「windlass機構」です。
「Windlass」とは船の錨を巻き上げる機械のことです。
足趾を伸展すると、足底腱膜の前方部分は遠位側に滑走し、足底腱膜の緊張が亢進することで、前足部の剛性が高まります。これは、床をしっかり蹴り出すために必要な機能です。
外反母趾をはじめとし扁平足障害や開帳足などの足の障害は、アーチ構造の破綻により生じていると言っても過言ではありません。アーチの破綻した足においては、クッションや蹴り出す力のバランスが失われているため、多くは疲れ易く、歩きにくいといった症状を伴うようになります。また、足底に胼胝(たこ)が出来ている人の多くもこのアーチ構造の破綻が原因となっています。
足の痛みや障害は、日常の歩き方や姿勢を不自然にさせ、結果的に膝関節や股関節、腰の痛みなどを引き起こします。
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